
「ティムを呼べ」このセリフ。当時(もう40年近く前になっちゃうのですね)このセリフがYASさん演じるエリックから発せられたときは笑いころげたなあ。この頃から、しばらくの間、私たちDBメンバーズでのドラゴンバスターズセッションは一人で複数キャラクターを扱うプレイ形式が主流となっていきましたね。1人キャラのプレイ形式に戻るのはドラゴンランスキャンペーンに入ってからでした。
さて、今回のストーリーはいきなりドラゴンバスターズの本部2階がミューナフィックという名の謎の男に急襲を受けマーク(PCです)が重傷を負うところから始まります。そして、砂漠の旅へと出かけるのです。ちなみにこの「ファラオ」の話では、YASさんがエリック、ティム、ディシール、KOGAさんがアルフ、レミィ、そしてヴァンちゃんがビル、イルツを演じています。
このシナリオモジュール、実は3部作の第1話ってことはみんなもうご存じでしょうか。モジュールナンバーI3(アイ・スリー)です。もっとも最近やった(この記事の大元となったウェブページの記事は1997年4月5日に書いたものです)、もしくは、やってるマルコ・ボロシリーズのような完全連作物ではなくて同じ舞台で起きる3つの事件って感じですが。どちらにしてもすっごく綺麗なカバーイラストで私の大のお気に入りの話でした。ところが、この3部作、ストーリー展開上やむなくI5モジュールだけ割愛しちゃっているんですよ。ぜひ、またあのムーカッシュ砂漠へ行って冒険をしたいと思うのは私だけでしょうか。
このシナリオからNPCレミィが登場します。誰、その人?なんて言わないでね。リナルドと並ぶ超重要NPCだったんだから。さあ、ここでエリックを驚愕せしめたレミィの戦闘方法、それは二刀流。2024年現在の数々のD&Dルールではごくあたりまえのこの戦闘方法も、実はこの1984年頃には、オプショナルルールとしてドラゴン誌の記事から使わせてもらったものなんです。あの頃は、様々な戦闘オプションやら宝物、わな、モンスターなどを求めて、原書の雑誌を読み漁っていたなあ。
さらにこのセッション中の大事件。それはアルフとライオンさんのお別れ。結構この頃のモジュールには本当に行き詰まってしまう謎って多かったですね。このときもライオンさんの口達者に乗せられたアルフはライオンシールドをてばなしちゃうんですね。更に最悪なことに事態はまったく打開を許さない。でも、考えてみればアルフだからこそとった行動でした。そう考えるとKOGAさんって本当にプレイにコクのある人でした。
さて、やっとのことで不死身の謎を解き、ミューナフィックを倒したドラゴンバスターズの前に予期せぬ敵が出現します。すでに殆どのキャラクターが満身創痍の状態。そんな一行の前に現れる最強、最悪の敵。そいつはサカッサ。この展開こそ今後のドラゴンバスターズ編を一大キャンペーンへと導く出来事でした。はっきりいって私もけっこうびっくりしています。ただ、なぜあそこまで展開したかはよく覚えています。すべてはサカッサとエリックのやりとりでした。実際、この両雄の会話はすごく熱かったですね。YASさんの凄さ、改めて感じます。エリックとの会話を楽しむ、そのためにどうしても必要だったのがこのリザードマンの王の存在なのでした。
このシナリオではさらに私がけっこう気に入ってるアイテムが登場します。ハーフリングのティムの使うあのウェポン。そう、フライングソーサー。これ、使用しているキャラクターであるティムのプレイヤーのYASさん以上に、KOBAさんが気に入ってくれていたなあ。後に登場するムスク(KOBAさんのキャラでやっぱりハーフリングです)とペアで使っていましたね。