うる星やつら公式ファンブック DancingStar

もう十分に歳をとり、毎日を荷物整理に少しずつではありますが時間を割きながら余生を送っている私です。極力、部屋を圧迫することになる新しい本や漫画、DVDなどは買わないように努めているのですが、書店で見かけて購入してしまったのがこの本です。2024年12月18日の発売、10%の税込みで2530円。まさに衝動買いでした。だって、「うる星やつら」ですから。先日

2025-03-25 ラムちゃんのバッヂ

https://dd3199.hatenablog.com/entry/2025/03/25/101723

で紹介させてもらった、私の大好きだった漫画。今でも、私にとっては高橋留美子さんの作品の中で1番好きな作品です。久しぶりに見る裏表紙のラムちゃんのポーズに、気がついたときには手にしてレジに向かっていました。

内容的にはある程度予想していた通り、裏話的な本というよりも、漫画の中に登場したキャラクターたちの紹介が半分以上を占めていますが、ちょこちょこっと入る高橋留美子さんの誕生秘話コメントが素敵でした。私の大好きだった面堂終太郎くんのコメント、良かったなあ。1981年からのアニメへの思いも語ってくれていますね。弁天へのコメントも印象的でした。

カラーページのうる星やつら45周年お祝いイラスト展もめっちゃ良かったです。週間少年サンデー2023年39号に載っていたやつですね。あだち充さんの寄せ書き、いいなあ。

そして、最後の数ページの『うる星やつら』の頃。高橋留美子インタビュー。

これだけでも私にとっては2530円の価値が十分にあったなあ。すごく素敵なエピソードが満載のインタビューでした。特に私が一気にファンになってしまった最初の5回連載の頃の話。当時、高橋留美子さんが大学生だったことはよーく知っているのですが、そっかあ、そうやってこの作品作っていたのかあって知れて嬉しいエピソード。それこそ、面堂くん登場のエピソード。どれも素敵でした。

そして、最高に嬉しかったインタビューが、連載が始まった頃のファンレターに関する話題。私が、バッヂをいただいた頃の話題です。もしかしたら、私の送った手紙も読んでいただけたのかも、って思ったらなんか今更ながらワクワクしちゃいました。私にとって青春時代の思い出のひとつである「うる星やつら」。これからもこの思い出を大切に生きて生きたいなあって思います。