
私がまだ小学生だった頃は漫画というものへの社会的な見方は厳しいものがあり、「漫画なんて読んでいないで、、、」とか「この漫画は教育上どうのこうの、、、」といった言葉が学校などではよく聞かれました。実は、我が家では全然そういうニュアンスの言葉を聞かずに育ってしまった私なのですが。
そんな中、「お色気」と「バイオレンス」で話題にしたくても一部の友達としか会話にならなかった漫画と言えば「ハレンチ学園」「デビルマン」「ドロロンえん魔くん」「バイオレンスジャック(は、当時あったかなあ?)」など。作者はもちろん永井豪さん。あ、忘れちゃいけない「キューティーハニー」「マジンガーZ」もあったなあ。
マイフェイバリット第29弾「漫画家」でもあげさせてもらった私の大好きな漫画家です。どの作品も、当時、周りの目など気にもせずに、最終回まで読みまくっていたなあ。同時期にTV放映の始まったマジンガーZとデビルマン。そのあまりにも違った展開に、私としてはTV漫画よりもはるかに連載漫画の方に惹かれていました。そして、味わう、あのデビルマンの衝撃の最終話。いや、それ以前に、牧村家が襲撃されるあの健作(タレちゃん)くんや美樹ちゃんの最後は非常にトラウマになりました。「ハレンチ学園」もまさかの終わり方でしたし。こうやって見ると、「キューティーハニー」はどのシリーズも比較的まともに最終回を迎えているような気がする。「バイオレンスジャック」でも、ハニー編は比較的、ホント比較的だけど楽観的に進んだような気もするし。「バイオレンスジャック」では、ハニーが了の妹って設定でしたっけ?
この「永井豪本」では多くのクリエイターたちからの永井豪さんへのメッセージが満載。藤田和日郎さんと皆川亮二さんの相乗インタビュー、島本和彦さんの炎の永井豪論、慶祝・永井殿の18人など、面白い内容でした。母と一緒に旅行した能登での永井豪記念館のことを思い出しながら読んでいました。