スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号(2015年)

昭和の私にとって3号ライダーって言ったらV3でしょっていう常識を見事に逆手にとってくれた歴史改変作品。「仮面ライダーシリーズ」と「スーパー戦隊シリーズ」のクロスオーバーを描く、「スーパーヒーロー大戦シリーズ」の第4弾「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」です。もっとも、この仮面ライダー3号という名称と設定はV3以前に「仮面ライダー」の放映中にすでに、1972年10月発行の「別冊たのしい幼稚園」10月号に漫画「3ごうライダー たい ブラックしょうぐん のまき」が掲載されていたみたいです(Wiki情報)

この映画、私、かなり好きなんです。時間が絡むことからもちろん、私の大好きな「仮面ライダー電王」から桜井侑斗役で中村優一さんが出演。デネブもよかったなあ。さらには、「仮面ライダーBLACK / 仮面ライダーBLACK RX」から南光太郎役の倉田てつをさんもとっても美味しい役でしたね。仮面ライダー剣の主演ライダーのオリジナルキャストが10年ぶりに再集結もすごかったです。すでに引退されていた俳優さんも出ていたみたい。(すいません、剣はあまりくわしくないのです。)そうそう、「仮面ライダーファイズ」乾巧役の半田健人さんも出演されていました。

物語は1973年に仮面ライダー3号によって1号2号が倒されてしまい、ショッカーの支配下にある2015年の舞台。主役メンバーはドライブのメンバーでしたね。さきほど挙げた歴代作品に登場したキャラクターたちが実にうまく設定されていて、見ていてハラハラワクワクを思う存分味あわせてもらいました。でも、最後のマッハに関するシーンには唖然とさせられました。パンフにあるマッハ役稲葉友さんのインタビュー記事にも、台本を渡された時点で事実を告げられてデビューしたばかりなのにっていうお話が載っています(笑)例によって前知識皆無で観ているものですから、ほんとびっくりさせられました。まあ、これは「仮面ライダー4号」を見てのお楽しみってことで。

この映画のラストに近いシーン、 及川光博さん演じる3号ライダーこと黒井響一郎と蘇った1号2号との会話、めっちゃ好きです。ネタバレしちゃいますが、「だが首領を倒せば君の存在自体がなくなるかもしれない」と言う1号2号に対して「ああ・・・たぶんそれが真の仮面ライダーとしての生き方だ」と答える3号。あのシーンは感動で涙が溢れました。