刑事コロンボ完全版Vol.5と6

母も大好きで、いつも一緒に見ていた刑事コロンボのDVD。もう一緒に見ることはできないんだなあって思うとちょっとさびしくなります。

 

Vol.5

「パイルD-3の謎("BLUEPRINT FOR MURDER")」

犯人は建築家エリオット・マーカム。演じるのはパトリック・オニール。

野心を指摘され住宅都市建設プロジェクトに反対して援助を打ち切ると言ってきた事業主ウィリアムソンに銃を向けたマーカム。しかし、翌日発見されたのはウィリアムソンの車だけで、死体はおろか殺人の形跡も無し。

この作品、珍しく冒頭の殺人状況の描写が無いんですよね。ピーター・フォーク自身が監督したこの作品、職場の私の先輩も一押しのファイルです。二人の対照的な奥さんの描写もよかったですね。私が一番印象に残っているのは実は、ゴールディのメイドのミコ。原語版で見るとさらにおもしろいのは、日本語をしゃべっているんです。「ドウゾヨロシク、コロンボサン。アナタハステキデス。アノネ、ワタシハアナタスキデス。アノネ、マタ、サヨナラ」

「黒のエチュード(“ETUDE IN BLACK”)」

犯人はオーケストラの指揮者アレックス・ベネディクト。演じるはジョン・カサヴェテス

愛人のピアニストに結婚を迫られて、彼女を自殺に見せかけての殺人。動機は正妻の母に知られて解雇されるのを恐れたため。死亡時間には数キロ離れたコンサート会場にいたというアリバイ崩しのファイルでした。この作品はシーズン2の第1作目。75分版と96分版があるんです。このDVDは96分版の方でした。

 

Vol.6

「悪の温室(“THE GREENHOUSE JUNGLE”)」

犯人は資産家ジャービス・グッドイン。演じるはレイ・ミランド

妻のキャシーの浮気を終わらせるために大金を必要とした甥のトニー。狂言誘拐を企てるも、ジャービスの策略でトニーこそが被害者となり殺され、請求していた身代金はジャービスの手に。けっこうおもしろい展開でした。ちなみにこの作品、コロンボの登場が実際の殺人前。殺人自体も物語開始から30分以上経過した後というファイルでした。そうそう、コロンボの相棒?助手?ウィルソン刑事が登場しますね。

「アリバイのダイヤル(“THE MOST CRUCIAL GAME”」

犯人はフットボールチームのゼネラルマネージャーのポール・ハンロン。演じるは2回目の登場のロバート・カルプ。

やる気のない2代目社長のエリックをプールで殺害。大企業ワグナー社の乗っ取りを企みます。殺人の起きた時間にはフットボールの試合を観戦、ボックス席にいた。しかも、試合中にかけた電話の録音テープと言った念入りなアリバイ。面白いトリックがいっぱいのファイルです。今回もあちこちで活躍してくれるカミさんのことば。「ドライヤーを使ったらテレビにノイズが出て電化製品に影響を与える」はナイスでしたね!

 

ほんと、まだまだ若いピーター・フォーク。役者自身が年をとっても、こうして若々しく見ることができるテレビドラマって本当にいいですね!