レイブンロフト

いわゆる1st editionであるアドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズのI6モジュール「Ravenloft」にて衝撃のデビューを果たした、レイブンロフト。タイトルがまんまのレイブンロフトでした。当時はラーベンロフトとかいろいろな読み方をされていましたね。その後、I10モジュール「Ravenloft II: The House on Gryphon Hill」にて再登場。2nd editionでは、たくさんのシナリオモジュールやアクセサリーが発売されたワールドです。私としてはI6モジュールが初対面でしたが、当時、富士見文庫から出ていたAD&Dアドベンチャーゲームブック6「暗黒城の領主」を遊んだ方もいるのではないでしょうか?そんな、「レイブンロフト」ワールドですが、1回の記事で語りつくすのは全然不可能です。今回は(2025年1月29日現在)ヤフオクへのRM1モジュール「Roots of Evil」を出品しましたので、それにあわせて、この6つのモジュールについて書かせてください。

実は、この6つのモジュールに関しては、1連のシリーズとしてプレイしてRM1を最後に回すといいよって冒頭の文章で薦められているんです。というのも、RM1は、グランド・コンジャンクション後の設定なんです。つまり、RA1「Feast of Goblyns」のラダガ、RA2「Ship of Horror」のメレドス、RA3「Touch of Death」のレコテップとセンメト、RQ1「Night of the Walking Dead」のゾンビロード、マーセルなど、さらにはそれらのいた世界が、それぞれの元いたプレーンに強制送還されたのちの物語。6つのパートからなるストーリーに散りばめられたギミックが、それらのモジュールをプレイしたあるとつながるよって感じです。

そして、RM1「Roots of Evil」で描かれるストラッド・フォン・ザロビッチとアザリン・ザ・リッチの永遠の戦い。そのアザリン・ザ・リッチにフォーカスを当てたのがRQ3「From the Shadows」です。RM1では、最初の4つのモジュールは、先に遊んであるとちょっとおもしろいかも程度ですが、RQ3だけはRM1との連続ストーリーの先にプレイすることを強く薦めています。

今回のヤフオクでは、未開封だったRM1「Roots of Evil」の出品となってしまいました。もちろん、単独でのプレイは可能です。こんな背景があってのモジュールなんだよって知った上でプレイすると少しおもしろいかなって思います。って、落札してもらえたら嬉しいなあ。で、もって、遊んでもらえたらもっともっと嬉しいなあ。