映画、テレビドラマ、アニメ、漫画、ゲームまで、信長を扱った作品は本当にたくさんありますね。全部ひっくるめると収集がつかなくなっちゃいそうなので、私がテレビで見た、俳優さんが演じるところの織田信長を数人。
高橋英樹氏 1973年の国取り物語 私がＴＶではじめて見た信長。しかも、ここから、私の大河ドラマ好きが始まります。当時、父にねだって、司馬遼太郎氏の原作小説（ハードカバー２冊も買ってもらったなあ。）
藤岡弘氏 1981年のおんな太閤記と1989年の春日局 どちらかは忘れてしまいましたが、本能寺の変では私が一番印象に残っている信長です。
渡哲也氏 1996年の秀吉 なんか親しみを感じた信長でした。
反町隆史氏 2002年の利家とまつ 「で、ある」が印象的だったなあ。
舘ひろし氏 2006年の功名が辻 傾奇者をイメージしてたのかなあ、そんな印象です。
うーん、あげてたらきりがなさそう。ここまでの5人はみなさん、大河ドラマの信長ですね。まあ、１年もしくは半年近く見るとこになるのですから、スペシャル番組や、映画より印象が強いですよね。
そんな中、もっとも私が印象に残っているのは、、1994年（平成6年）1月2日にテレビ東京で放送された12時間超ワイドドラマ「織田信長」で信長を演じた高橋英樹氏でした。かなり私の信長のイメージに近いんですよね。ちなみに、一番私のイメージに近い信長は、漫画になっちゃうのですが、原作・工藤かずや氏、作画・池上遼一氏の「信長」なんです。これはまた別のタイトルで紹介させてください。
そんなわけで、やっとこの映画、THE LEGEND & BUTTERFLYですが。予告されていたように、信長が今までにない描かれ方をしていましたね。ネタバレはできる限り避けたいので、深くはふれませんが、私のイメージには無い信長でした。でも、世間の評判は全くおいておいて、私個人的には 木村拓哉氏演じる織田信長、 綾瀬はるか氏演じる帰蝶は好きになれたなあ。欲を言えば、せっかくああいうバタフライを表現するなら、もう少し帰蝶の印象を残してくれるようなかっこいいシーンが欲しかったなって気持ち。
あと、ほんのちょっと、本宮ひろ志氏の「夢幻の如く」を連想させてくれるようなラストのほうの展開。私としては、荒唐無稽であっても、あのまま、終わりまで持っていっちゃうのもありだったんじゃないかなあって今でも思ってます。
