クトゥルフ神話をモチーフにした作品はほんとに数え切れないくらいいっぱいありますね。映画、本、アニメ、特撮、ゲーム、、、まあ、ここに関してはそれぞれのカテゴリーでまた扱わせていただくとして、今回はTRPG。まっさきに思いつくのはアメリカのゲーム会社であるケイオシアム社が1981年に製作したテーブルトークかな。日本語版は2nd editionを元に3rdも若干取り入れた「クトゥルフの呼び声」が1986年にホビージャパンから発売されていますね。私も購入したのだけど、プレイには至りませんでした。今も箱はしっかりと手元にあるのですが、中身は、どこへいっちゃったのやら。寝る前にベッドで読んでいたりしてたからなあ。冬場(2024年12月現在)はレンタル倉庫は寒くて、探す気力がイマイチ沸かないんですよね。ちなみに「クトゥルフの呼び声」というタイトルはホビージャパンがゲーム分野での商標登録出願を行い1993年に登録が受理されています。その後の流れはここでは割愛します。
1980年代から1990年代にかけては、私はD&DのDM一筋でしたので、「クトゥルフ神話TRPG」は読み物としてのアイテムだったのですが、2000年以降になり、私たちのセッションもオンラインもどき(バリバリのリアルタイムオンラインじゃないんです。)を取り入れるようになってきて、私も再び「Call of Cthulhu」を遊びたいと言う誘惑にかられました。2003年12月に新紀元社より翻訳発売された「コール・オブ・クトゥルフ d20」の存在が大きかったかも。d20システムをつかったTRPGで、モンテ・クック氏が絡んでいるんですよね。私、モンテ・クック氏の関わっているRPGは大好きなんです。
さて、今回画像にあるのは、それらのさらに後発である、2004年9月22日にKADOKAWA(エンターブレイン)から初版発行された「クトゥルフ神話TRPG」と改題された第6版にあたる「Call of Cthulhu」です。画像の現物は2006年の初版第2刷発行のものです。結局は、私たちのセッションは、ほとんどルールブックを無視したような、「Call of Cthulhu」とは似ても似つかない物語になってしまったのですが、(まあ、コナンやジョン・カーター、インディ・ジョーンズといったヒーローに憧れる私がマスターするのだから仕方ないですよね。)それでも、このゲームのシステムにはとっても惹かれ、次々と買い足したのが「マレウス・モンストロルム」「ラブクラフトの幻夢境」といったご覧のサプリメントです。キーパーコンパニオンとクトゥルフと帝国も持っていたのですが、オークションで売れちゃいました。これらのアイテムも近々オークションに出品させてください(2024年12月現在)。当時の価格で3冊で15000円超えになります。興味があったら覗いてみてくださいね。