プレイ時間として1時間も残っていないだろうという環境でスタートした再々ドラゴンランスキャンペーン。冒頭からレッドドラゴンたちの(たち、なんですよね)襲撃を受けたPC、ラーク、シェーン、ピースをさらなる脅威が襲います。そう、ドラゴンランスといえばこのモンスター。ドラゴニアンの出現です。
後付の裏設定では、実は、この3人が所属していた部隊には襲われるだけの意味があったのですが、もちろん!これをプレイしているときには、DMの私でさえ、そんな意味は知る由もありませんでした。
D「どうやら敵のようです。」
3「見る!」
D「うーん、見た目はプレイヤーが知るところのリザードマンかな?
キャラクターも知っ ているかも。Intチェックしてみる?」
3「する!(シ、ピ)「成功!」」
D「じゃあ、シェーンとピースはリザードマンは知っているね。
でもなんか違うかも。まずごっつい。それと、翼があるかな?」
3「翼!?」
それでも、ひるんだり、臆することなく戦闘に入る3人。しかし、、、
D「ピース、確かな手ごたえ!だけど、ソードが抜けない!」
ピ「なに?倒したの?ぐっと力を入れて引き抜きたい。」
D「いや。なんか。石になっちゃったみたい。」
3「石ーー?」
本当に嬉しいことに、この頃も(実は2010年くらいまでは)私がDMするプレイヤーのみなさんはモンスターマニュアルなどもほとんど見ない、DM任せのプレイに徹していてくれたんですよ。過去2回の失敗セッションではまだ出現しなかった新モンスター”バーズ・ドラコニアン(Baaz Draconian)”に純粋に驚いてくれました。
そして、このドラゴンランスキャンペーンからですよね。私たちDBメンバーズでのプレイで、殴る、投げる、しめる、などの肉弾戦が非常に頻繁に見られるようになったのは。まだ、ノンアームコンバットはルールとしてはあまりサポートされていなかった頃、あの、一番最初のヴァンちゃんと赤箱を遊んだとき、ルストモンスターにソードをボロボロにされ、途方にくれた頃に比べたら、プレイヤーもマスターも随分とたくましくなりました!
最終的に、絶望的な状況をかろうじて逃げ延びた3人。さて、これからどうしようと途方にくれるところで、今回のセッションは終了。
後日、プレイヤーのYASさん、KOBA先輩から、「新キャンペーンおもしろい。ぜひ続きを」と言ってもらえたのは嬉しかったなあ。
この頃から、しばらくの間、私のキャンペーンは2本立てになります。