DL2モジュールDragons of Flameは小説ドラゴンランス戦記第2巻「城砦の赤竜」とのタイアップ。
さてさて、ザク・ツァロスにおけるブラックドラゴン”キサンス”との戦闘を辛くも生き延びたパーティーは森の長でもあるユニコーンから、ゴールドムーンの使命を聞き、4頭のペガサスを授かります。
このとき、ユニコーンが、パーティーをクリスタルホープと呼びます。これが、このパーティーの呼称として定着しました。
エルフたちの協力を求めるべく、クオリネスティを目指すクリスタルホープ。
道中立ち寄ったのが、ドラゴンランスをご存知の方なら聞いたことがあるのでは。
”憩いの我が家亭”です。
それにしてもまだ原作小説もしっかり読まず、おまけにモジュールは流し読み、マップだけを頼りにあとはプレイヤーのなすがまま、そんなプレイを続けていた当時。特にひどかったのが名前の良く知られたキャラクターのこのプレイに登場するときの違いですね。性格や設定がその場の雰囲気で全然違ったものに作られてしまいましたしね。
だけど、やっぱこのドラゴンランスキャンペーンですごかったのは次々と仲間の和を広げていくラークの存在だったでしょう。KOBA先輩のまさにはまり役というか。ラークなくして、KOBA先輩なくしてこのRONマスターによるD&Dドラゴンランスキャンペーンは決して終わりまで行けなかったでしょう。その最たる例こそNPCを仲間に引き入れていくシーンですね。
それでは、今回は最後に特別にラークがおっちゃん(NPCのオーティックです)と意気投合するシーンをリプレイにて。
ラーク「それでよう、おっちゃん。あのハ虫類野郎、どんくらいいたんだい?」
おっち「5、6匹だ。あいつら、人間と同じように飲み食いしたうえ、金は払わん。
これじゃあ、たまらん。まあ、飲め。」
ラーク「ああ、飲む。それで、おっちゃん、どうしたんだ、あいつらを。」
おっち「どうしたもこうしたも、泣き寝入りするしかあんめえ。まあ、飲め。」
ラーク「ああ、飲む。おれがいればよう、やつらをたたき出してやったのに。」
おっち「飲め。おめぇ、奴らと戦えるのか?」
ラーク「ああ、戦える。」
おっち「倒せるか、ハ虫類どもを。」
ラーク「ああ、これまでも倒したぜ。」
おっち「よし、気に入った。娘をやろう。」
ラーク「なに、本当かよ。おっちゃんのむすめってかわいいのか?」
おっち「もちろんだ。ライヤでもフィーノでもセリアでも好きなのを持ってけ。
でもティカだけはやらんぞ。」
ラーク「おい、そのティカってどんな娘だよ、おい、おっちゃん。」
以下ティカをめぐるやりとりが10分くらい続きます。