ドラゴンランスキャンペーン本格始動

2度までの失敗を積み重ねながら、3度目の挑戦となるドラゴンランスキャンペーン。その第一回は私がふるさとへの帰り支度をすませたあとの即興シナリオ。

 

同じ傭兵隊のチームに所属するラーク、シェーン、そしてピース。その3人がそろって同じ夢を見ているところから物語りは始まります。その夢とは、空を飛ぶ小型の船(このころはDMである私も、プレイヤーのみなさんも、ドロロンえん魔くん(1973年テレビ放映)に登場する御妖船ドロロン号をイメージしていました。だって、所有者のディシールが手のひらに収まるミニチュアで所持していましたし、、、)に乗る冒険者風のクリーチャーたち。翼のあるファイター、子供としか思えない魔術師、普通の人にしか見えない女性(が同じ顔、同じ姿でふたり)、フードをかぶり全身がまったくわからないクリーチャー、おじいちゃんとしか見えないファイターっぽい人、などなど。すいません、思いっきり内輪ネタです。このメンバーこそ、私たちDBメンバーズの第1キャンペーンの主要キャラたちドラゴンバスターズの面々なんです。悠然と空を行くその船を見ているその矢先に3人はそろって叩き起こされることになります。

「敵襲ーーー!」

という大声と、あちこちで聞こえる怒声と悲鳴によって。

 

必要最小限の装備を身につけ、建物の外へ出た三人がみたのは。

夜空を我が物顔に旋回し、獲物を見つけては炎のブレスを放ってくる、レッドドラゴンたち!そう、たち!です。

 

ラークを演じるKOBA先輩がしっかりとつっこんでくれます。

「あれ、今のブレスって何発目?」

 

そう、これまでクラシックD&Dをベースに遊んできた私たちにとって、ドラゴンブレスは1日3回までだったんですよね。しかし、平気でブレスを連発してくるレッドドラゴンたち。

 

3人のプレイヤーのみなさんが、私を見て、そして聞いてくれました。

「これ、もしかして、ドラゴンランス?」