B5モジュール Horrot on the Hill

「きさま、まだ生きていたのか?」

「死んだと思っていたのかね。私は不死身だよ。」

アルフとドロウのこの会話から始まるのは、B5モジュールHorrot on the Hillを使用させてもらったこのセッション。このシナリオから、初期ドラゴンバスターズの主力ファイターであるラッキー・ストライクが登場します。演ずるは”なか”さん。本当に独特のプレイをする人です。現在進行形なのは、今でもD&Dやろうよって言えば、必ず、いいよって返事が返ってくる、そんな人だからです。

 

インテリジェントマジックウェポン”ジャック”があれほどまでに力を発揮したのはやはりラッキーあってでしょう。なんと言っても、ドラゴンバスターズ1番目のドラゴンスレイヤー、それがラッキー・ストライク。でも、そのデビューは決して華々しいものではなかったんです。寝ているレッドドラゴン(実はまだDMの私も初心者ゆえ、名前すらつけてありませんでした)に背後から近づいていって、ジャックに急所を教わっておきながら、ふるえる手のあまり思いっきしはずした(HR1)のでした。以来、ずっと、ラッキーはジャックに頭が上がらなかったんです。そのあたり、なかさんのプレイは絶妙でしたね。

 

ダイスの目と言えば、ゼップことMASAさん。洞窟の中でゼラチナスキューブに追いつめられ、絶体絶命。「まあ、奇跡が起きるかもしれないし、一応チェックしてよ。」「1」「ええ?本当?横にどうやら抜け穴があるみたい。本当かね、全く、よく出たね。」なんてエピソード、懐かしいですね。そして、このシナリオのラストシーン、ゴブリンキングとゼップの一騎打ち。時代を漂流してこの世界へやって来てしまった女の子のため、命を張るゼップ。まさに手に汗握る対決でした。ちなみにこのシナリオあたりから、YASさんとKOGA氏が複数キャラクターを演じるようになるのです。ちなみに、アルフはこのシナリオ第4セッション”廃墟の修道院にて、ドロウとの対決”で大けがをして途中退場。もっとも完全にドロウの息の根を止めました。

 

さて、次回からは、エリックにかかわるあいつが登場します。