色紙1

このカテゴリー『マイトレ(アイテム)』は2040年の自分宛に書きます。

 

母方の祖父の趣味は習字、祖母の趣味は絵を描くこと。そんなお二人が私に2枚の色紙をプレゼントしてくださいました。これはその1枚です。

 

母は長女ではなかったのですが、なぜか私はいとこの中では最年長でした。しかも、弟を除けばまわりは女の子ばっかり。当時はお正月に親戚一同集まって宴会ってよくあったのではありませんか?うちも2日は父方の親戚、3日は母方の親戚と、正月の夜は大忙しでした。

 

父方の方では、私は、当時はいとこ仲間の下から2番目。ほとんど何も気を使わずにわがまま放題していたのですが、母方の方ではリーダーを求められることが多かった、というより必然の流れでした。うーん、でも、思い出せるのは、私に泣かされた女の子、いっぱいいたような記憶が、、、。いったい、何して遊んでたんだ(・ω・;)

 

そうやって遊んだ記憶はほとんど残っていないけど、祖父が余興的に私たちに見せてくれた習字の技は結構鮮明に残っています。たとえば、筆を口に加えて綺麗に漢字を書いて見せてくれたり、変な字を書いていたかと思えば、できあがりを裏返して透かしてみると綺麗な漢字になっていたり。

 

祖母は、こうした場ではどこにいるのかすらわからない方でしたが、後にクレヨンや色鉛筆を使って描かれる風景画や静物画が私の絵心を刺激してくださり、「何か描いてください」と葉書でおねだりしたところ(確か私は大学生で上京していた頃です)、プレゼントしてくださったのがこの色紙なんです。しかも、祖父がなにやら文字を入れてくれました(残念、読めません)。そうそう、そういえば、私の読んだ短歌?を短冊にしてくれたものもあったはず。もうなくなっちゃったのかなあ?この色紙をいただいてまもなく祖父は他界しました。

 

余談ですが、祖父も祖母もお二人とも、弔辞を私が読ませていただきました。

 

 

 

おじいちゃん、おばあちゃん、仲良くやっておいでですか?

お二人の私にプレゼントしてくださった色紙、今も大事にしていますよ。

もう少ししたら私もそちらへ参ります。

そしたら、また、お話ししましょうね。

 

 

 

記念すべき、マイトレ(アイテム)の3品目としてあげておきますね、2040年の私。