STAR TREK GENERATIONS(1995日本公開)かなりネタバレ

 

アメリカ合衆国においては1994年11月、それから1年遅れて1995年12月23日に日本で公開されたこの映画。小学生のころからずっとSTAR TREKのファンであった私にとっても、この映画は2つのことから、とても印象深いものです。今回は、かなりのネタバレを含みます。

 

1つめはその内容。

クリス・パイン氏がカーク船長を演じたリブート版3作とどれが1番かを決めるのができないくらい、STAR TREKの劇場版の中では私のベストに入れたい作品です。

 

なんと言っても

TWO CAPTAINS.  ONE DESTINY.

ですよ。

カーク船長とピカード艦長の共演。

 

事前情報は持たずに映画を観たい私ですが、さすがに1年は遅れすぎでしょう。

ハヤカワ文庫で1995年4月に発売されたこのスター・トレック7ジェネレーションズ。

帯には今秋ロードショー公開とありましたが、そんなの待てるわけがない!

もう、即、購入です。

 

そんなわけで、もう、完全に内容を知ってしまった上での12月の劇場鑑賞となりましたが、それでも、感動は全く薄れず、いや、それどころか、ウィリアム・シャトナー氏のカーク船長やパトリック・スチュワート氏のピカード艦長が実際に動いてくれるのを観て、さらに感動は大きなものになっていました。

 

内容は知っているとはいえ、冒頭のエンタープライズBでのシーン。ホント、今回はネタバレ満載です。私が思い出したのはスタートレック5の冒頭におけるカーク、スポック、マッコイのキャンプのシーン。あんな、無茶をして気持ちがわからない、と糾弾する二人に対してカークのセリフ。

“I knew I wouldn’t die because the two of you were with me.”

それを思い出して見つめるスクリーンは本当に涙が滲みました。

考えてみると、TVシリーズのTNGこと The Next Generationにおいても、マッコイ、スポック、さらにはスコットまでもが出演していたのに、カークの消息については曖昧にされていたんですよね。このような結末を迎えていたとは、、、

 

さらに物語りは進み、終盤。

いよいよ、カークとピカードの共演。

カークがピカードにかけた言葉。

Who am I to argue with the captain of the Enterprise?

これもすごくお気に入りのセリフです。

これは小説のほうでも使われているセリフで、日本語では

エンタープライズの艦長にはさからえないな。」

なんです。

このセリフがどうしても何と言っているか知りたくて、一生懸命聞き取ったのが懐かしいです。そうそう、最近のSTAR TREKでは艦長なんですよね。でも、小学生のころに見た宇宙大作戦の記憶から、なんとなく船長って呼びたいんですよね。

 

ところで、ハヤカワ文庫の小説のほうには54ページにわたる、あとがきみたいな「スター・トレック7ジェネレーションズ」の舞台裏、っていうのが書かれているんですよ。これもすごく読み応えがあります!

 

やっぱ、STAR TREKに関するブログは熱くなっちゃうなあ。このGENERATIONSだけでも、まだまだ書きたいこといっぱいあります。でも、印象深いもうひとつのことを書かせてもらって終わりますね。

 

2つめです。

この映画を鑑賞して1週間後に父が他界しました。

私も現在(2023年)父の年齢においつく寸前まで来ています。

どこまでこの人生行けるかわかりませんが、生きている限り

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