赤塚不二夫の全部切りぬく本

サブタイトルまで入れるとめっちゃ長いタイトルです。

赤塚不二夫の全部切りぬく本-紙ずもうからタロットカードまで107種-

これが正式タイトルかな?

1975年初版発行ですね。

もっとも、画像のこの本は1976年の第31版になってます。

 

この本、すごく思い出深い本なんです。

 

実は、1995年に他界した父が買ってくれた数少ない本のひとつなんです。

私が、いま、即座に思い出せる、父が私に買ってくれた本といったら、司馬遼太郎氏の国盗り物語と、この本くらいかも、、、まあ、ものごころついてから父親に本を買ってもらうって言うのも珍しいことかもですが。あっ、もう1冊あった。確か、江戸川乱歩氏の電人Mも買ってもらったなあ。少年探偵団シリーズです。

 

でも、なんで、この本だったんだろう。

国盗り物語と電人Mは明らかに幼かった私がねだったんですよ。鮮明に覚えています。電人Mにいたっては、ねだった場所までなぜかくっきりと覚えています。

でも、この本は、確か、父が勝手に買ってきてくれたんですよね。

でも、私の父って、漫画にはおよそ無縁の人だったのに。

うーん、まったくもって謎です。

 

これ、結構、はまりまして、私が買ってもらった本はもうズタズタだったんです。

で、これは、やはり、この本が気に入ってねだった、弟に父が買ってきてあげたものでした。画像をのせることはできませんが、裏表紙には丁寧に、父の筆跡で、弟の名前が入っていました。こんど、弟が遊びにきたら、見せてあげよう。こんな本出てきたよ、覚えてる?って聞きながら(笑)