あだち充氏のマンガは「ナイン」や「夕陽よ昇れ!!」 、あと「初恋甲子園」とか「泣き虫甲子園」っていうのがありましたよね、の頃から読ませてもらっています。おそらく7割くらいは読んだことあると思うのですが、どの作品も全部楽しませてもらっており大好きですね。
特に、私が好きなのは、比較的5冊くらいの長さで終わる、この「陽あたり良好!」と「ナイン」です。「ナイン」はアニメ版も見ましたが、「陽あたり良好!」はテレビドラマもアニメも見てないんですよね。こだわりとかそういうのではなく、単に、見る時間がとれなかった、それだけのことなのですが。
「陽あたり良好!」は第1話から惹かれたなあ。
そして、序盤の展開。少女マンガっぽい設定がとても印象的でした。
私自身もテニスをずっとやってきたので、テニスマンガかと思いきや、え?野球マンガ?ん?サッカー?応援団?なかなかに凝った設定でしたね。
キャラ的には美樹本伸くんが良かったなあ。
特に、物語も終盤に近づいた頃の、ヘロヘロになった時の勇作くんとの会話がめっちゃ好き。あれ?大丈夫か?って声かけるの勇作くんでしたよね。お兄さんだっけ?
まあ、でも、この作品のラストの1ページは、私の大好きなマンガのページベスト20に確実に入ります。(最後のひとコマではなくて最後のページね)
「何に一生懸命なの?」
あのシーン、いいなあ。