タイトルを見て即、原哲夫氏の漫画「花の慶次 雲のかなたに」を思い出された方もいらっしゃるのでは。実は私も、先に漫画の方を読ませていただきました。どうやってこの原作にたどりついたかはイマイチ思い出せないのです。隆慶一郎氏の小説です。コミックスは購入してないので、あとがきを読んでっていうことは無いと思います。ただ、なにかで原哲夫氏が、この原作に惚れ込んで漫画にさせてもらったような主旨の文章を書かれていたような記憶が残っています。
漫画もとってもおもしろくて、毎週かかさずに読んでいたのですが、原作のこの小説、すっごくおもしろかったー。
序盤戦は漫画の方のイメージにも助けられて、ああ、あのシーンかって感じで読み進めたのですが、佐渡攻めあたりからは、まだまだ漫画がおいついていないシーン。でも、ホント、ワクワクして読んでいました。
直江兼続も私、とっても好きな武将なんです。
そういえば、義風堂々 直江兼続 -前田慶次月語り-から始まる酒語り、花語りではその兼続が主人公で描かれていますね。実はまだ、酒語り、花語りは読んでないんですよ。このブログを書いていて思い出すことができました。近々、快活クラブで読んでこようっと。
またまた、話がそれていますね。
漫画ゆえのデフォルメ描写などはあるものの、セリフに関しては原哲夫氏、かなり忠実に描いてくれているんですよね。漫画も、一夢庵風流記も私の大好きなセリフのオンパレード。少しあげさせてね。これも、2040年の頃の、記憶力の鈍った、、、(残っていて欲しい、、、認知症になりたくないよお。)自分が読み返して、思いにふけりたい一心です。ご容赦ください。
佐渡攻めで兼続の前に現れた慶次郎(物語中では慶次って呼ばれているんですよね)のセリフ
「押掛け助っ人一騎、只今参上」
会津陣にて、秀康に向かっていうセリフ
「直江山城は莫逆の友。死んでやらねばなりますまい。」
この一途に友のことを信じ、思う、そんな生き方がとっても好きなのかも。
そういえば、もうひとり、友達いましたよね。
奥村助右衛門。
でも、一夢庵風流記は、あまり出番なかったような気がするのですが、、、(ファンの方、いて、私の間違った記憶だったら、ごめんなさい)
あと、一番印象に残っているセリフ。
「戦ってやつは 負け戦こそおもしろいのよ。」
このセリフが一番好き。
でも、どこで使われたのか覚えてないー。
もしかしたら、漫画だけ?ってことはないですよねー。
これは、もう一度、読み返してみるしかないですよね(*^ー゚)v