前回に引き続き、映画ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り(2023年)ネター。
モンスターについての描写は、シリーズの回を重ねるごとに素敵になってきている気がします。思えば2001年に日本公開された(本場では2000年)1作目の劇場版ダンジョン&ドラゴン(ダンジョンズ&ドラゴンズじゃあないんですよねー。原題はちゃんとDungeons & Dragonsでしたが。あれにも当時がっかりさせられたなあ。)に出てきたビホルダーには本当に落胆しました。まあ、あの主役たちのレベルで戦うには無謀すぎるモンスターではありますが、だからといって、あんなためにわざわざ出さなくてもー。
さて、気を取り直して。
今回の、この「アウトローたちの誇り」には、メジャーなモンスターたちが、とってもワクワクする描き方をされて出演してる!どのモンスターも感激しました。
で、このブログのカテゴリー本にて、今度は何を書こうかなーなんて思っていたときに、たまたま、頭に浮かんできたのが、某外国ものSF短編集に登場するBlack Destroyer(黒い破壊者)。それと、やっぱり、書きたい、日本のあのとんでも2人組を描いた小説。この作品にもめっちゃ強い2人の相棒として描かれていましたね。どちらの小説も近々、カテゴリー本にて紹介したいので、まだタイトルはふせていますが、分かる人には、わかっちゃいますよねー(*ノ∇)ゝ
やっと、この記事のタイトルに戻れます。
そう、ディスプレイサービースト!
正確には黒い破壊者とは違うモンスターですけどね、、、
このモンスターと私が初めて出会ったのは、クラシックD&Dのエキスパートセット。しかも英語版。当時からDMオンリーだった私としては一発で惹かれたモンスターです。出現数が1d4になっていたので、3体か4体出していたような気がする。驚く事に、なんとなく、今回の映画と同じような描き方ができていたような記憶があります。
もっとも、今回の「アウトローたちの誇り」のディスプレイサービーストはかなり極端に能力アップしていますよね。完全に別というか、反対の方から飛び掛ってくるもん。ルールブックによれば、実際の位置よりも1メートルくらいずれた場所に本体ですから。まあ、当時、私たちのD&Dはミニチュアとかマップとか一切使わずに、イメージを描くだけでプレイしていたので、プレイヤーの皆さんには、私の語りがどのように移っていたことか。毎回、セッション後に他のゲームをしながら楽しんだ座談会でも、このディスプレイサービーストは好評でした。
そうそう、その座談会で、先の”外国ものSF”を私のほかに唯一知っていたNOBU先輩とこの小説の話で大いに盛り上がりました。懐かしいなあ。
あれから、ずいぶん、時が経って(およそ、10年以上)、こんどは、この画像のミニチュアを使って、オンラインセッションにて再びプレイヤーの前に出現してもらった、ディスプレイサービースト。もちろん、プレイヤーのみなさんも、よーくご存知のモンスターにもかかわらず、キャラクターたちにとっては初見だよねーって、最初の攻撃でスカをくらい、びっくりしてくれる演技は流石でした!