リバイズト・エディション

西暦2000年にリリースされた「ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版」(Dungeons & Dragons 3rd Edition)ですが、2003年にこの「ダンジョンズ&ドラゴンズ第3.5版」(Dungeons & Dragons v.3.5)が出ました。公式には「d20システムのアップグレードであって、D&Dの全面改定というわけではない」では無いとうたわれており、それゆえの4thではなく、Ver3.5なんだとされていましたが、、、。確かに、ルールそのものの体系は変わっていませんでしたが、各データや能力などが大きく変わっていましたね。

 

実は、第3版の日本語版が出始めた2002年には、もう、この3.5が出ることは周知だったんです。私たちも結構悩みました。まあ、3.5の発売当初はそれほどまでに気にはしていなかったのですが。

 

この頃にはインターネットもそこそこに普及しており、原書のサプリもアマゾンなどを利用して(わたしはもっぱらebayでしたが)入手しやすくなってきていたんです。私たちも、マイキャラをパワーアップすべくさまざまなルールブック(英語です)を買いまくっていました。でも、3rdからVer3.5は、このキャラクターの能力値がかなり大きく変わるんです。特に、私たちにとって1番と言っていいほど好評だったFeat(日本語版では特技)が大きく影響受けるのです。そのまま、3rdを使い続けるか、それともVer3.5へ移行するか。本当に悩みました。

 

ま、結局のところ、都合のいいように、ルールをいただいて、勝手にキャラクターをパワーアップしちゃったのですが。

 

ちなみに、このVer3.5ことリバイズトの日本語版が発売されたのは、遅れること2年後の2005年でした。