私が初めてこの「指輪物語」を読んだのはまだ昭和の頃。
1984年にダンジョンズ&ドラゴンズと出会って、そのテーブルトークセッションをやるようになったころ。Dungeons&Dragons関連の本を読めば(当時は、日本語で扱ってくれる本など皆無でしたが、なんとなく、原書のDragon誌とか、dungeon誌あたりでも、)よく出てくるタイトルだったはす。ただし、指輪物語ではなくて、The Lord of the Ringsのタイトルで。これは一回は読んでおかなくてはと思い立って、読んだ記憶があります。
ちなみに、画像の5冊(本当は2巻の旅の仲間の下も、それと7巻にあたる、追補編だったかな?表紙がなんとなく黄色いイメージだったやつもあるはずなんですが、今回、倉庫を大雑把に探しても見つかりませんでした)は、2001年の映画を観て、どうしてももう一度読みたくなって購入したものです。
初めて読んだときは、あの、古めかしい文体がなかなかしっくりとこなくて、結構、スパンがあったような気がします。っていうか、一度はあきらめかけたんじゃなかったかな?ただ、一緒にD&Dを遊んでくれてた先輩があまりにも熱く語るので、読むのを再開した気がします。
もっとも、幼い頃にホビットは読んだことあったんですよ。絵本だったかも。ある程度読んでいるときに、それに気がついたのですが、なんとなく混同していて、モリアの坑道をホビットの冒険の感覚で読んじゃっていたかもしれません。
でも、3巻、4巻の二つの塔あたりでは、もう思いっきり惹き込まれちゃっていましたね。
確か、3日とかけずに読んじゃった覚えがあります。すっごくおもしろかった。続けて、王の帰還もかなりの速さで読んじゃったなあ。
そして、むかえた、2001年。
なんとなく世間は『ハリー・ポッターと賢者の石』に沸いていたような気がする。
しかも、私的には同年の7月に公開されたダンジョン&ドラゴンにあまりにもがっかりさせられていたので、
「あの、ロード・オブ・ザ・リングを映画化?そりゃ絶対無理でしょ。あの壮大なおもしろさは絶対に映画じゃ無理だよ」
って、全然期待してなかったんですよね。
そしたら、あの映画!
うーん、ピーター・ジャクソン監督、本当にごめんなさい。
あまりにも、凄すぎて、映画観終わった帰りか、次の日あたりに、この画像の本を全部購入した覚えがあります。
映画版ロード・オブ・ザ・リングに関しては、また、カテゴリー映画にてふれますね。
そんなこんなで、今では私の愛読書のひとつ!
ちなみに、追補編もめっちゃ哀愁がただよっていて好きなエピソード集です。