この記事を書き始めてまず感じたこと。
この映画、日本での公開はアメリカの2001年12月に遅れること3ヶ月の2002年3月、それでももう、そんなに昔になっちゃううんだー。
2001年は、バンパイアハンターD、ダンジョン&ドラゴン、ファイナルファンタジー、トゥームレイダー、ハリー・ポッターと賢者の石、といった、テーブルトークのDungeons&Dragonsのネタになるかなって期待して観にいった映画が結構多い年でした。このThe Lord of the Ringsも本国では2001年の12月公開でしたね。
結果としては、バンパイアハンターDはもっとおもしろいエピソードいっぱいあるのに、何故にそのエピソード?
ダンジョン&ドラゴンはなにこれ?これのどこがD&Dなの?
ファイナルファンタジーは、この映画でお金取るの?
ハリー・ポッターと賢者の石はエマ・ワトソンかわいいなあ。
くらいの印象だったかな。
唯一、おもしろかったなって思えたのがトゥームレイダーでした。
あくまで、私見です。ファンの方には申し訳ない評価でごめんなさい。
そして、この2002年。
例によって、前評判などの情報は皆無で、母と一緒に観にいきました。
ただ、
2024-01-29 指輪物語
https://dd3199.hatenablog.com/entry/2024/01/29/074404
で書かせてもらったように、物語自体はとってもよく知っているストーリーだったんですよね。確か、母に、「物語は壮大だし、今回は旅の仲間のあたりだから、あまり見所ないと思うよ」なんて言いつつ、劇場に足を運んだのを覚えています。
そして、その偏見は上映開始わずか3分で覆されるんですよね。
もう最初のサウロン戦で、ほんとに度肝を抜かれてしまいました。
なんだこの映画は!?っていうのが正直な感想。
それとともに感じていたのは、こんなシーン、指輪物語にあったっけ?
もしかして、全然、別の物語、これ?
とか、考えつつ、ひたすら映画に魅入っていたなあ。
そして、テンポよく物語りは進み、あ、やっぱ、これ指輪物語だって。
でも、ナズグルが出てきてさらなる衝撃。
ナズグルってこんなに怖かったんだー。ってびっくり。
グワイヒアもとってもかっこよかった。あんなに大きかったんだ。
そして圧巻はボロミアの最後の戦い。
これも、小説では味わえなかった壮絶な死闘が伝わってきました。
とにかく、もう、映画が終るころにはひたすら続きが観たいの一言。
すごすぎるーって感じでした。
しかも、私たちのDungeons&Dragonsセッションに使いたいシーンやアクションが満載。
私にとって、この映画からの3年間は、ほとんど映画といえばロード・オブ・ザ・リングの世界でした。
それにしても、余談ですが。
当時、私の周りでも、友人たち、職場の人たちの間でもやっぱり超人気を誇ったこの作品。
みんな、この時点でガンダルフの出番は終わりだと思っちゃっているんですよね。
この後の展開を原作小説で知っている私としては、ネタバレをさけるために、「二つの塔」公開までの1年間、言いたくても言っちゃあいけないの、なかなかのジレンマを味わっちゃいました(=´▽`)ゞ