ちはやふる -上の句-(2016年)

原作ファンの方には非常に申し訳ないことに、この映画、実はほとんど原作の知識の無いままに観にいってしまったんです。へえ、百人一首の映画なんだーってただそれだけの理由で。

 

百人一首は結構好きなんですよ。

かるたも遊び程度にはやれますけど、大会経験とかはありません。

正確には、高校時代に冬休み明けの学校行事には出たことはあるのですが、、、

 

一番好きな歌は

「たれをかも しるひとにせん たかさごの まつもむかしの ともならなくに」

お、調べずに打てた。

まだ、覚えているみたい。

 

「ももしきや ふるきのきばの しのぶにも なほあまりある むかしなりけり」

も結構好き。

 

うーん、もしかしたら、百首覚えているかな?

 

15分経過

 

おお、危ないのも3つくらいありましたが、なんとか全部言えたかも。

 

劇中では数々のうたがピックアップされましたが特に印象にのこってるのは

「たごのうらに うちいでてみれば しろたへの ふじのたかねに ゆきはふりつつ」

「せをはやみ いわにせかるる たきがわの われてもすえに あはんとぞおもうふ」

「もとろもに あはれとおもへ やまざくら はなよりほかに しるひともなし」

かな。「うかりける」や、もちろん「ちはやふる」もよく出ましたね。

上白石萌音さん演じる奏ちゃんの解説がとってもおもしろかったです。

 

まあ、そんなわけで、この映画を飛び込みで観にいったのですが、おもしろかったー。

結構はまりました。

キャスト的にも、上白石萌音さんや、松岡茉優さんも出演されてるし。

広瀬すずさんの綾瀬千早もよかったですね。

 

原作を知らずに観にいっただけに、ちはやふると千早のネーミングとかに純粋に感動したりしていました。映画「上の句」での最後の太一くんの試合の決着のつき方も良かったなあ。

 

この映画「ちはやふる 上の句」では、私的には、原田先生の名言が多かったです。

「青春全部懸けてから言いなさい」

はもちろんのこと、

「こないとわかっているならとりに行け」

も好きなセリフ。

それにしても

ちはやふるとくれば神は、機動戦士とくればガンダムみたいなもの」

は笑いました。

 

そういえば、この映画を観て、もう一回、百人一首を覚えなおしたのも今では懐かしい思い出だなあ。でも、そのおかげで、数年前に手術前の30分にわたる身動きが取れない状態にされての全身レントゲンみたいのを撮ったとき、ひたすら、覚えていた百人一首を全部頭の中で反芻していたらいつのまにか終っていたって嬉しい一幕も経験しました。

 

主題歌「FLASH]もめっちゃ好き。

カラオケでよく歌います。

 

なんか、書きたいこといっぱい。

書ききれなかったことは「下の句」にて!