007/ムーンレイカー(1979年)

多くの俳優が演じてくれてる007ですが、私が一番好きな俳優さんがロジャー・ムーア氏。なんとなく私のイメージのジェームズ・ボンド像にマッチするんですよね。ストーリー的にも、ロジャー・ムーア氏がボンドを演じるシリーズの超がつくほどの荒唐無稽さが大好きです。特にこの11作目ムーンレイカーと10作目私を愛したスパイが大好きです。別にジョーズの大ファンってわけではないのですが。

 

私を愛したスパイのエンディングロールで確か、次回はユア・アイズ・オンリーって告知されていたんですよね。それが、ムーンレイカーになったのは、やっぱり、現実世界より先にスペースシャトルを出したかったからなのかなあ。私を愛したスパイでも水上バイクが使われていましたしね。実際、私は、この映画で初めて、スペースシャトルなるものの、存在を知ったくらいです。6機製造された、実際には宇宙には行けるようにはできていなかった、1号機には、あの私の大好きなTVドラマのスターシップと同名のエンタープライズの名前がついていたのに。

 

学生時代に、このムーンレイカー私を愛したスパイを含む007映画5本上映のオールナイトを上野の映画館で観たのを覚えています。先輩が二人一緒だったなあ。すごく高揚して見終わって、外に出されたら始発前の夜中の3時頃。当時はまだ、24時間営業があたりまえだったゲームセンターに逃げ込んだら、新入荷で設置されていたのが、ゼビウス。サービスで10クレジットを頂いて、即プレイ。アンドア・ジェネシスに戦々恐々して、あの割れない板に突っ込んだのも今ではいい思い出です。