実践ゲームマスターの達人

この頃、まだ収入力もあまり無かった私としては、DBメンバーズのみなさんとのD&Dセッションのための地元と東京の往復はバスか電車(新幹線以外)でした。新宿駅から帰るか、または、東京駅の八重洲口からハイウェイバスに乗るか。そんな、ハイウェイバスを使うときに、発車時間までの時間をつぶさせてもらっていたのが、八重洲ブックセンター(名称はもしかしたら間違っているかも)でした。そこで、出会ったのです。この本と。

 

ゲイリー・ガイギャックス氏の名前はよーく知っていました。

なんていっても、私が、1番大好きなゲームであるダンジョンズ&ドラゴンズのデザイナーですもん。しかも、私は、ひたすらダンジョンマスターで遊ぶ境遇。

この、帯に書かれた

「この一冊で、君もなれる!達人ゲームマスターへの道」

 

この後、ゲームマスターへの書物はいっぱい出ますが、当時としては、この本はすっごく斬新だったんですよ。ちなみに、この本の一つ前に出た「ロールプレイング・ゲームの達人」ももちろん購入。しっかり読破しました。

 

帰りのバスの中で、暗いし、揺れるしの悪条件なんか全く気にもならずに一心に読んでいたのが懐かしいです。1番参考になったのは「キャンペーンに失敗する理由」だったかな?これはこの後の私のマスタリングにもいっぱい影響を与えてくれたなあ。だって、当時のその時点でも思い当たる節があちこちにあったもん(; ̄ω ̄)ゞ

 

そうそう、「自分の出版物を作る」もすごく参考になりました。

あれで、会誌を作ったり、D&Dに関するホームページを立ち上げたりしたときに、指南をいただいたのでした。

 

今となってはもうとっても懐かしい本。

でも、私にとってかけがえのない大切な本の1冊です。