UK6 ALL That Glitters…

 この頃の冒険って結構前のシナリオから引き続いてってパターンがおおいですね。前回のラストでカグの町へ行ったドラゴンバスターズ。そこで見つけた謎の地図、調べてみると、どうやらこれって、ティカルという名の冒険者が見つけた宝のありかを示す地図らしい。まあ、オーソドックスなスタートで第9話「ALL That Glitters」が始まります。使用したモジュールはUK6。まだまだ原書版です。

 

このシナリオではヒドラが出現。一回目はうまく撃退したドラゴンバスターズですが、身動きのとりにくい沼地にかかった橋の上で再び攻撃をうけます。そして、このときあのエピソードが発生。ディシールの目が赤く輝き、ひたすらに血を求めて敵に襲いかかる。そうです。 エスカルプ! 血に飢えたバトルアックス+2がついにその本性を表します。敵も味方も関係なく襲いかかるディシールにドラゴンバスターズは絶対絶命の窮地に。結局、ギャバンアーマーを蒸着したゼップの活躍でこの場を逃れましたが。数々ある悪名高きRON’sアイテム、そのスタートをきったのが、このエスカルプでしょう。でも、ディシールはついに最後までこのアイテムを手放さないのですね。

 

このシナリオ、大学の部室で延々とプレイした後、KOBA先輩の当時の千石にあった下宿で夜中をかけてプレイしたのですね。耐久レースと化した結果は、次々とキャラクターは脱落していき(プレイヤーは眠りに落ちていき)最後に残ったKOBA先輩、MASAさん、KOGA氏を迎えた重大な出来事、ファイナルエンカウンター。

 

「ラッキーとアルフを連れて脱出してください。さもないと、全滅です。宝はわるいけどあきらめてください。全部僕がもらいます。今まで楽しかったです。さようなら!」

そう、ヴァンちゃんがプレイするBAMちゃん(紛らわしいなあ)が身を犠牲にしてみなを救うのですよね。決して、眠くて雑なプレイになったとか、そんなんでなく、ごく自然にこの演技を見せてくれました。

 

おりしも、これをプレイしたのは3月。

プレイヤーのほうにも様々な別れのドラマがあった月でした。