ウォルト・ディズニーの約束(2013年)

1964年公開の映画『メリー・ポピンズ』(日本での公開は1965年です)は私のとっても好きな映画のひとつです。マイフェバ20には確実に入れるはず。もっとも、この映画は私は劇場では観れていません。それどころか、初めてみたのは、高校卒業後なんです。

 

くわしくは、いつか必ず映画『メリー・ポピンズ』自体の記事を書くはずですので、そちらにまわします。今回は、そんな大好きな映画を扱った『ウォルト・ディズニーの約束』についての記事です。

 

私が帰省した後も何度もDVDで『メリー・ポピンズ』を視聴していたので、母も当然のごとく同作は好きになっていました。そこへ、この映画です。少し前に観た映画の始まる前の近日公開映画の広告でこの映画のことを知り、ずっと楽しみにしていました。もちろん、私からの情報で、小説「メアリー・ポピンズ」シリーズの作者、パメラ・トラヴァースさんが、この作品の映像化には難色を示していたことはよーく知っていたので、そんな感じの映画になるんだろうねってことも知った上での鑑賞でした。

 

ストーリー自体は、ほんと、もう思ったとおりの展開で、意表をつかれることなど皆無と言っていいくらいなかったのですが、それでも、大好きな『メリー・ポピンズ』の映像もふんだんに使われており、十分に満足のいく作品でした。

 

製作過程における細かな解説のような描写のおかげで、そうだったんだねーっていう認識もふかまりましたし。なによりも、映画『メリー・ポピンズ』がさらに好きになったのがこの作品のおかげでした。

 

でも実は、私、原作の「メアリー・ポピンズ」シリーズも読みましたが、映画ほど感動はできなかったんですよね。トラヴァースさんと、トラヴァースファンの方には申しわけないのですが、やっぱりウォルト・ディズニー氏はすごいなあって思います。