LANCELのバッグ1

このカテゴリー『マイトレ(アイテム)』は2040年の自分宛に書きます。

 

このマイトレ(アイテム)の第1弾で書かせてもらったのですが、1992年の12月、クリスマスの真っ只中、父母弟と私の4人でロンドン・パリの家族旅行に行って来ました。そのときに、ロンドンのLANCELにて購入したバッグです。実は最初から大き目のバッグを購入することは旅行前から決めてあったことで、それゆえ、私の行きの荷物はかなりコンパクトなものにしてありました。お店までは決めてなかったのですが、いつもならば比較検討をすることなくその場で買ってしまうことが多い私にしては、、、

 

ここで思い出話。

実は、父は私とは全く正反対に近く、何かを購入するときにはあちこちとお店を回って比較検討を大切にする人でした。テレビや冷蔵庫といった家電から、夕食後のコーヒータイムのお菓子(私が高校生の頃までは、父が豆からひいてくれて、コーヒータイムをとるのが毎日の日課でした)の購入にいたるまで。あちこちのスーパーやらお菓子屋さんを、毎週、よくも飽きないなと私が思うほどに自転車で回りまくって決めていたのを(たかが300円くらいのお菓子です)よーく覚えています。

 

、、、この旅行時には3店目くらいだったような気がします。なんとなく、あの場所の風景は目に浮かぶんです。大きな較差点があって、ちょうど対角線上にお店が位置していたのだったと思います。お店に入ってまもなくして、なんとなく、このグリーンのバッグが私を呼んでいるような気がしたんですよね。

 

以来、このバッグは私の超お気に入りになっています。実は、2024年5月現在の今もなお現役なんです。若い頃は、あちこちの旅行や、東京でのD&Dのセッション用の荷物をいれたり、会社での出張におともしてくれることもよくかったなあ。近年は私の筋力の衰えから、重い荷物を入れてということはあまりなくなってしまったのですが。30年を超える長い月日、私のお気に入りバッグの座をキープしてくれています。本当にいつもありがとう。

 

ちなみにバッグ1とあるのは、もちろんバッグ2があるんですよ。それについては、またの機会に。